2009年01月02日

地域猫

「地域猫」とは、いのちは大切にしようという考え方で、地域住民の合意のもとに、「飼い主のいない猫」を適正管理しながら、人と猫が共生していくものです。

「飼い主のいない猫」に去勢・不妊手術を行い、これ以上増やさないようにしたうえで、一代限りのいのちを全うできるように、適切に餌を与え、食べ残しやふんの清掃をして管理していきます。

このような管理が続けば、「飼い主のいない猫」の数は減少し、不幸な猫や、猫による被害を減らすことができると考えられます。

大切なことは、先ず猫を増やさないこと、捨てないこと、迷子にしないことです。


この街でも、幾つかの地域や公園で、動物ボランティア団体が「飼い主のいない猫」に去勢・不妊手術を行い、毎日餌を与えて、置き餌をしないようにし、健康状態などもチェックしながら管理しています。

最近、このような管理下にある公園で、アイドル猫の行方が分からなくなり、関係者や動物ボランティア団体が心配することがありました。

突然猫の姿が見えなくなれば、業者や虐待目的の捕獲、病気や事故で動けなくなっているのではないか、気まぐれで連れて行かれて遺棄されるのではないかと心配します。


行政からの支援がないこのような活動には多額の費用が掛かりますが、動物ボランティア団体の努力と市民の善意に支えられて続けられています。

どうぞ、活動へのご理解とご支援をお願いします。
私たちは、私たちの活動の一環として、動物ボランティア団体を支援しています。





Posted by Alice at 21:02